創作をする人なら、一度は「完璧な初稿を書こう」と意気込んで筆が止まった経験があるのではないでしょうか。そんな創作の悩みに直球で切り込む投稿が、SNSで話題を集めています。

物語工学について発信している腰ボロ(@kosiboro)さんが投稿したのは、「初稿で完璧を求めすぎて、結局何も書けない人をよく見る」という一言から始まる鋭い指摘でした。田舎の学校で「間違えたら笑われる」という空気が失敗を恐れさせるように、創作の場でも同じことが起きているというのです。

「わかりすぎる」と共感の声

この投稿に対し、書き手からの共感の声が相次いで寄せられています。「プロットを完璧に組んでから書き始めようとして、3年間一行も書けていない」という声や、「キャラが勝手に動き出してプロットが崩れるのが怖くて止まってしまう」という打ち明け話も見られました。「失敗を積み重ねることが創作の本質」という言葉が、多くの書き手の心に刺さったようです。

「それはそれで難しい」という別の意見も

一方で、「失敗を許容できる環境や心の余裕がそもそもない」「完璧を求めることが自分の原動力になっている」といった、別の角度からの意見も上がっています。「失敗を恐れるな」という言葉自体がプレッシャーになる、という声も少なくありません。創作における「失敗との向き合い方」は、人によって大きく異なるようです。

「プロットが破綻する過程」が物語を生む

腰ボロさんの投稿は「キャラが予想外の行動をとって、プロットが破綻して、それを修正する過程で本当の物語が生まれる」という考え方を示しています。これは多くのベテラン書き手が実感として語ることと重なる部分も多く、「理屈ではわかっているけど実践が難しい」という声も見られました。完璧主義と創作の葛藤は、書き手共通の永遠のテーマといえそうです。

創作に悩む人が身近にいるなら、ぜひこの投稿をそっと送ってみてください!