詩人の冬月剣太郎さんが、自作の詩をベースに生まれた楽曲『真夜中の童話』をXに投稿し、しっとりとした世界観が静かに広がっています。老人と黒猫、そしてアンティーク人形が紡ぐ物語が、深夜のタイムラインに余韻を残しています。
黒猫とアンティーク人形が灯す「闇の王国」
投稿された詩の冒頭には、「老人は毎晩飽きもせず」という静かな書き出しが置かれています。語り手の老人は、孫代わりのアンティークの仏蘭西人形と、息子のような黒猫に向けて、「闇の王国」という物語を語り続けているのだそうです。
「永遠に大人になれない」という言葉が、童話というタイトルの優しさと、夜の深さを同時に際立たせています。
詩とAI作曲が織りなす一曲の佇まい
楽曲は、冬月剣太郎さんの詩をベースに、歌太郎(SUNO)が作曲したものだと本人が明かしています。詩の余白をそのまま残しながら、音として立ち上がっている点に、独特の魅力がにじみます。
黒猫が「息子のような」存在として描かれている一節は、ペットと暮らす人にとって、特に胸に残る言葉ではないでしょうか。アンティーク人形と並べて語られることで、家族のかたちを問い直すような響きすら感じさせます。
静かに広がっていく深夜の余韻
いいね91件、リポスト8件と、数字こそ派手ではありませんが、深夜の時間帯にじわりと届く投稿となっています。まさに「真夜中の童話」という曲名にふさわしい、静かな広がり方です。
闇の中でそっと語られる優しい物語に、耳を澄ましてみたくなる一夜でした。
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